駿河塗下駄 卵殻張り
2013年 6月24日
昨夜のテレビ「壇れいの名匠の里紀行」でこの卵殻張りの製作工程が放映されました。 すべてが手仕事で根気のいる作業。 一年がかりで製作するこの卵殻張りは実用性を兼ね備えたアート作品です。 |
photo: 長谷川朋之(文吉堂) |
漆を施した表面にひとつひとつ細かく砕いた卵の殻を張って、模様をつけ漆を重ね塗りしてゆく技法です。 何度も塗り重ねることによって艶が出て美しく仕上がります。 卵殻張りは漆で表現することの出来ない白い色を創り出すために発案されたといわれています。 白卵殻、赤卵殻、そして南アフリカに生息するアローカナという鳥の淡い青卵殻の色をそのまま 活かし描かれています。 駿河塗下駄 張り下駄特別展示会は、 7月4日(木)~9日(火)まで(期間限定) 詳しくはこちらで |
めったに見られない珍しい逸品がそろいます。
ぜひ、ご来場くださいませ。(^O^)