冬は丸太の製材の季節。
今年もいよいよやってきました。
製材前の丸太の状況を見ながら
どんなふうに挽くか考えます。。。

製材しながら木目を見ながら
テーブルや棚ものに使う用に
木の厚みを変えて製材をしてゆきます。

これは東北ですくすく育った胡桃の木です。
丸太は樹齢150年以上の木が多く、
地球上でははるかに私達より先輩です。
木に対する敬意をはらい、
大事に使わせていただこうと
製材のたびに思います。
大谷家具のこだわり
私たちはなぜ?原木(丸太)から
家具を製作するのでしょう。
1)丸太の状態からその木の育った環境などが
想像できる。
例えば木の皮に苔がついていると
北と南の方位かわかる。
木の育った環境で曲がったりした丸太は、
木のねじれなどが生じやすい。
2)一本の木でも部分によって木の性質
(硬い部分、反りが出やすい部分)
などが異なるので、
見極めて適材適所に使うことができる。
3)一本の丸太から家具を製作すると
特に着色しない場合は色や木目が揃いやすい。
出来上がった家具の色目や木目が揃っていると
とても美しい家具になります。
常日頃からお客様に美しい家具をお届けするために
私たちは原木を製材して家具を製作しているのです。