駿河下駄工房への旅。。。
2013年 4月25日
7月の特別展示は「にっぽんの粋な履き物。」 駿河塗下駄と張下駄を展示いたします。ということで 先日、工房を訪ねてきました。 駿河塗下駄工房 佐野成三郎(静岡市伝統工芸技術秀士 下駄塗師) |
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塗下駄工房の入り口には、普段ばきの下駄が並んでいます。なんとも賑やかで見ているだけで楽しくなります。 |
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駿河張下駄工房 丸山 宗孝(静岡市伝統工芸技術秀士 張下駄師) |
下駄に桐の柾経木や染色を施した紙布を「張り分け」型を抜いた柄に
張る「型抜き」などの技法で様々な文様を施してあります。
脚にソフトな感触が特徴。まさに粋な下駄とはこんな下駄でしょう。
紙布の染色までもご自分でされるというから驚きです。
昭和の香りが漂う小さな町工房で
今もこんな粋な匠たちが毎日下駄を作っているのです。
駿河塗下駄 張下駄は、めったに見ることのできない
希少な逸品なのです。
どうぞお楽しみに。