大谷家具の仕事(欅の経机)
2011年 7月23日
こんにちは!今日もさわやかな朝です!そんな日は仕事はかどりますね。
今日は大谷家具の仕事の一部をご紹介します。
静岡県のとあるお寺様よりご依頼の欅の経机です。
基本的に木材にほぞ加工を施し木と木を組んで製作します。
ひとつひとつのパーツをこんな風に加工します。
木と木が柱の中でこのように木組みになっています。
ピタッとさし合わせると外から見ても中の様子はわかりませんね。(下記写真)
こちらは脚の部分スッとしたデザインのてり脚です。↓
仮組で全体のバランスを見ます。ほほぉ。なるほどぉ。。。
天板はなんと!欅の一枚板!
何度も漆をすり込んで仕上げる。拭き漆仕上げです。
わぁ。。。きれいですね~。
天板下の幕板にも(図面にはなかったのですが)手彫りでひも状のラインを彫刻しました。↓
すると。。。上品な仕上りになりました
ひと手間かけてもやっぱりさらに良いものにしたいと思うのが職人魂です。
お届けは月末 楽しみです。
記 大谷悦子
さて今日も一日張り切ってまいります!