こんにちは、今日はあいにくの雨です。こんな日はデスクワークがはかどります。

今日は今、大谷親方が製作している回転鏡をご紹介します。

回転鏡とは、いわゆるコスメボックスのことです。

実は、千葉のお客様からのご依頼で製作しています。

材料は人気のウォールナット材、扉を回転させ持ち上げると内側に鏡が取り付けてあり

いわゆる持ち運べる鏡台のようなものです。 まだ製作途中ですが扉をあけると

こんな風にトレイが入っています。

実はこのトレイは水平に引き出せるような仕掛け、うっかり外れたりしないように細工がしてあります。

「う～ん。。さすが。」　そして下にはティッシュボックスがすっぽり入るひき出しがあります 。

これさえあればどこでもメーキャップが可能です。

いろいろな、知恵は青野熊吉親方から伝授されたものです。青野親方はなんといっても

有名な舞伎役者の鏡台もてがける鏡台づくりの名人ですから。。。

ときどきこうして青野親方の工場に訪れ、仕事を聞くこともあるんです。ありがたいです。

それにしても今回の回転鏡なかなかいい感じです。

一本ははご注文くださったオーナー様に、もう一本は 千葉の個展で発表します。

千葉の個展も今年でなんと５回目になります。

千葉のお得意様にも毎年恒例になり、私たちもお会いできることがとても楽しみになっています。

いよいよ今月２１日からです。親方も毎日がんばって製作に励んでいます。

記　大谷　悦子